作品概要

まず最初に言っておくと、これは軽く触ってサクッと終わるタイプじゃない。
高価格帯なのもあって、内容はかなり“腰を据えて遊ぶ前提”。
舞台は、成人のみが在籍する夜間施設。
主人公は管理業務の裏で、悪魔の囁きに導かれながら、
少しずつ倫理のラインを踏み越えていく。
背徳感と緊張感を軸に、
「やっていいのか」「今は引くべきか」を常に考えさせられる作り。
ゲームシステム

システムの核は警戒心ゲージ。
- 触れる・動くたびにゲージが上昇
- MAXになると即アウト
- 地道なクリックと慎重な操作が必須

進行で能力を解放すると多少楽にはなるけど、
基本は慎重プレイ前提。
即抜き向けではないし、回想モードも無し。
難易度設定はあるけど、
「緊張感込みで楽しむ設計」なのは変わらない。
演出・実用性

ここはかなり評価高い。
- グラフィックの情報量
- 環境音の作り込み
- 声の距離感や寝息の表現
見て楽しむのも、音で没入するのも強い。
実用性は見抜き・操作どちらでも十分。
フルHDと4K出力でのプレイでも、
フルスクリーン時に若干粗さは出るものの、
気になるレベルではなかった。
ボリューム・やり込み

ストーリークリアまでは約5時間前後。
ただし本番はその後。

- 分岐が非常に多い
- 行動結果のパターンが膨大
- 能力回収・未到達ルートあり
フルコンプは相当時間がかかる。
やり込み派向けなのは間違いない。
気になった点

正直に書くと、ここは好みが分かれる。
- 特定ルートで人を選ぶ表現が含まれる
→ スキップや非表示設定はなし - 主観視点メインだが、
一部アクションで主人公の存在感が出る
→ 非表示や簡略表示があれば、という気持ちはある
どちらも致命的ではないが、
事前に知っておいた方がいいポイント。
レビュー・総評

- 高価格だが、それに見合う物量と作り込み
- 緊張感を楽しめる人向け
- 即効性より、積み上げるタイプの体験
万人向けではない。
でも、
このジャンルが刺さる人には、かなり満足度が高い。
腰を据えて、
じっくり遊ぶ覚悟があるなら、価値はある一本。
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