作品概要

この作品、派手な事件は起きないんだけど、
始めてすぐに「あ、空気が重いやつだ」って分かるタイプ。
長年付き合ってきた恋人・千紗が、突然の海外留学を告げる。
引き止めても、感情をぶつけても、結末は変わらない。
そこで残されるのが、別れまでの五日間。
未来の話はしない。
約束もしない。
ただ、何事もなかったみたいに一緒に過ごす。
この“分かってて触れ合う感じ”が、かなり刺さる。
物語の特徴

この作品の肝は、
愛情と逃避がごちゃ混ぜになった関係性。
会話は優しいし、距離も近い。
でも根っこには「もう終わる」って前提がずっとある。
身体を重ねるのも、
愛情表現であり、現実から目を背ける行為でもある、
って描き方がめちゃくちゃ大人。
純愛だけど、甘いだけじゃない。
ヒロイン

千紗(CV:甘夢咲りうむ)
見た目は少しクール寄り。
でも親密になると、一気に距離が縮まるタイプ。
素直で、甘えてきて、拒まない。
それが「離れると決めた人の態度」だから、余計にしんどい。
フルボイスなのも大きくて、
迷いとか未練とかが、声からそのまま伝わってくる。
インタラクション・演出

- Live2Dによる高没入キャラクター
- 頭を撫でる/触れるなどのインタラクション
- 第一人称・第三人称視点の切り替え対応
「見てる」だけじゃなくて、
ちゃんと一緒に過ごしてる感覚がある作り。
今の千紗は、あなたを拒まない、
ってコンセプトがシステム面にもちゃんと反映されてる。
ビジュアル・技術面
- Unity × Live2D
- 全シーンLive2D対応
- 4K高解像度対応
正直、
同価格帯の中でも美術表現はかなり上位。
Live2Dの動きが細かくて、
体の重心や仕草がちゃんと“人っぽい”。
ビジュアルだけで元を取った、ってレビューが多いのも納得。
プレイ感・ボリューム

ボリューム自体はコンパクト。
でも、その分テンポが良い。
会話テキストは多めで、
日常の何気ないやり取りがちゃんと恋愛してる。
短時間だけど、
終わったあとに余韻が残るタイプ。
レビュー・総評
- Live2Dの完成度が高い
- 空気感とキャラ作りが上手い
- 純愛・ダウナー系が好きな人向け
即抜き目的だと合わないかもしれない。
でも、
感情ごと持っていかれる恋愛ADVが好きなら、かなりおすすめ。
静かだけど、確実に刺さる一本。
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